2013年3月26日火曜日

ハンドメイドルアーその3

すっかり忘れていました。
ブランク完成後、セルロース漬けを十数回してアルミ貼りと
塗装待ち状態のPIXY8機。
グラスアイの7mmが足りないので、久しぶりにギジェットを訪問したら
ふとルアー用アルミ箔を見つけた。

おい!そんなん有るんかい!と仕様を見ると厚さがなんと0.008mm。
そんなものがあるとは知らず、今まで使用していたのは
コンビニでも売ってるキッチン用のアルミ箔で、厚さは0.05mm。
ルアーの背中の3次曲面部にはどんなに慎重に伸ばしながら貼っても
皺ができて塗装前の処理が面倒くさかった。
ダメもとで使ってみるかと、シルバー3セットとゴールド2セットを購入した。
グラスアイも7mmとアイの穴開けをオーバーしたときの保険で8mmも
同時に仕入れた。

肝心のアルミ箔は実際手にするとかなりしなやか。
それはそうだ、今まで使っていたものと比較して厚さが約6分の1しかない。
それでも2年間のブランクがあるので心配しつつ、慎重に作業に入った。
まずはリターダーを塗らずにルアーに圧着して、どれくらいアルミ箔が
形状に馴染むかチェックしてみた。
ん?これほどしなやかならルアーの形にカットしてから貼らずに
ルアーの側面から伸ばしながら貼って腹中央部と背中中央部まで
貼ったところで前後にカット出来るかも?

まずルアーの片方の側面の50%くらいにリターダーを塗って
アルミを貼る。側面といっても曲面なので指で伸ばしながら圧着。
その後に腹側と背側の局面部はルアーとアルミ箔の隙間に筆の先で
リターダーを塗りながらアルミを指で押し伸ばしつつ貼り付ける。
上下中心部分まで貼ったところで前後にカット。
反対側も同様に行い、腹側と背側は最初にカットした部分に乗せて
圧着してできる僅かな段差に合わせてカット。
















さすが0.008mmで、段差がほとんどありません。
シワも極僅かで、皺ができたとしても削る程の物でもないので
塗装がかなり楽にできそうです。
アルミ箔には粘着剤(粘着シート?)の付いたものがありますが
厚さがあるのでオススメできませんね。

ルアー用アルミ箔なら作業が楽チンです。http://item.rakuten.co.jp/getfish/accel_almiseat/
別にCMではありませんが、古くなったルアーの再生にも結構いけるな。