2012年8月3日金曜日

初物

意外なことに、初めてだったりします。
意外じゃない?
感じ方は人それぞれで、サーフウェーディングを4年間やってれば
釣る気がなくても釣れてしまうものですが、
居ない魚は釣れなくて当然です。

釣り開始から30分程で鱸や鮃を諦めて、ライトロッドでワカシやショゴに
遊んでもらう日々で、そろそろ飽きてきましたがすっかり鳶と仲良くなって
しまったからには、可愛くって簡単には止められません。

そんな釣行が続いたある日、異常な海の状況に目を疑った。
波打ち際が泥濁り、10m先は泥がやや薄くなった濁り、
30m先は更に薄くなった濁り、そして50m先は完全なクリア。
よくありそうな状況でも、ここまで濁りの変化の距離が極端に短い
ことは今までありません。しかもサーフ全体が同じなんてことは・・・はて?
東から或いは西から濁りが取れていたり、場所によって濁りが広がったり
またクリアな状態が近かったりするのが普通です。


薄暗い時間帯から開始して、日の出前の明るくなった時点で
状況がはっきりして心が折れそうになる。
いつものDuoタイドミノースリム145SLD‐Fをやめてメタルジグを投げると
ワカシやショゴはこれまでと同じように遊んでくれます。
帰る前にローリングベイト88を何ヶ月ぶりかに投げてみた。
数投目に〝コ・コン〟と、底に当たったか魚のバイトか不明の手応え。
更に2、3投目に〝ビンッ〟と明らかに引きのバイトがあり
何か居ると判明。 
ボトム付近をスローで誘ってみたら、やたらとガツガツとこれまでに
体験したことのない引き具合を見せてくれたのはマゴチちゃん。
























へぇ~、ここに来ることもあるんだ。
翌日は皆さん引っ越されたようで、
4年に一度の美味しい天ぷらをご馳走になりました。

ロッド:FZ-R96  リール:TPC3000S  
ライン:FireEXT16lbs+20lbs